![]() ■京都ファイアーバーズ |
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![]() 京都ファイアーバーズウェブサイト
電話 06-6569-1169 FAX 06-6614-6382 担当 伊勢
2005年春から1シーズン、アメリカでの活躍を終えたサムライ・ベアーズの選手たちが、9月に帰国しました。しかし、せっかく米国独立リーグで活躍してきた選手たちが、日本で野球を続けようとしても、国内に根拠のない彼らを取り巻く環境は厳しいものでした。 そこで、彼らに野球を続けさせてやりたいとの思いから、有志の支援グループによりサムライ・ファイアーバーズが運営され、数試合を行うことができました。 今回これらの経緯を踏まえ、地域密着型のクラブチームとして基盤を固めるとともに、海外への活動にも視野を向けたチームを作り、野球人口の底辺拡大や地域振興に貢献できるチームにしたいという思いから、京都に新しいチームを設立することとなりました。 したがって、旧サムライ・ファイアーバーズからの選手も数名所属の見込みですが、チームはまったく新しい別のものである点に、ご理解をいただきたいと思います。
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![]() ■サムライファイヤーバーズ(2005解散) |
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江本孟紀です。 私が監督をやっている「サムライ・ファイアーバーズ」は、アメリカ独立リーグで初の日本人だけで構成されたチーム「サムライ・ベアーズ」で活躍した選手たちが帰国後、再編成して新たに作ったチームです。 多くの方が米国の「独立リーグ」や「マイナーリーグ」の事情を、まだあまりご存じないと思います。 米国のプロ野球界を簡単にまとめると、メジャー・3A ・2A・1A・ルーキーなどのリーグがあり、俗に言うMLBという組織の球団は約150。そして、それ以外のメジャーリーグ機構に属していないリーグのことを独立リーグと言うわけです。米国内では6つのリーグに50球団以上が存在し、すべてプロの球団として米国中で試合を行っています。 米国では、プロと呼ばれるチームは計200前後(!)存在するのです。 しかし、プロと言えども、独立リーグの選手たちにとっては、とにかく条件が過酷です。極限まで経費が削られているので、給料もしくは日当が格安。チームの移動はすべてバス(しかも広いアメリカでは、十数時間かかることも!)。 何より、プレーに関しては、超のつく実力至上主義なので、成績の上がらない選手の居場所はすぐになくなります。 それでも「上を目指す」という目標の元、若者たちは、果敢に挑戦しています。 この環境は、彼らに、メジャーに行っても通用する強靭なハングリー精神を植えつけてくれるでしょう。独立リーグは、そういった、プロを目指す若者や、野球が心底好きな若者の受け皿のひとつ、という意味も持っています。 日本では、私のように社会人からドラフト外でプロ入りし、後にノムさん(野村克也さん)のような指導者に見出され大活躍(?)する選手も、たまにはいるのですが、ドラフト以外では入団できない現在のシステムではプロ入りは狭き門で、いわゆる「遅咲き」が、しにくくなっているのです。 日本の高校や大学などで、ドラフトに引っかからなかった選手というのは、社会人野球で使ってもらえればよい方で、ほとんどがそこで野球をあきらめなければならないわけです。 それでも野球をあきらめず、自らをさらに鍛え、独立リーグやマイナーリーグで強烈に活躍すれば、日本の球団はおろかメジャーリーグという選択肢も見えてくるわけです。 現に、メジャーのスカウトの目に留まる選手もいます。 昨年あたりから、日本各地で、独立リーグ設立やクラブチーム創設の動きがでてきました。 私の数年来の悲願は、「日本版独立リーグ」ができることです。そのことが野球改革につながり、現在の野球の底辺を支えることになるのです。 課題は、まだまだたくさんあります。 できるだけ多くの方々の協力やご理解をいただけたら、と切に願います。 江本 孟紀 |
■2005年11月2日(水) VSシダックス 平塚球場 ■2005年10月29日(土) VS四国リーグ選抜 鳴門球場(徳島県) ■2005年10月28日(金) VS四国リーグ選抜 香川オリーブ球場 ■2005年10月9日(日) VS旭中央クラブ ■2005年10月8日(土) VS西多摩倶楽部 ■2005年9月18日(日) VS阪神タイガース(2軍) ■2005年9月15日(木) VSNOMOベースボールクラブ ■2005年9月12日(月) VS湘南シーレックス |
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